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厚生労働省補助事業 医療の質向上のための体制整備事業

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指標詳細

指標詳細
登録日:2024/02/07
更新日:2024/02/07
閲覧数:701
団体名 社会福祉法人 恩賜財団 済生会
年度 2022
指標名 手術が施行された患者における肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
指標の説明・意義 肺血栓塞栓症は、主に下肢の深部静脈にできた血栓(深部静脈血栓症)が血流によって運ばれ、肺動脈に閉塞を起こしてしまう重篤な病態です。手術後の安静臥位がそのリスクになると考えられており、これを予防するため適切な対策を行う必要があります。本指標は、「肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症予防ガイドライン」に基づいて弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧迫装置の利用、抗凝固薬などの薬物的予防等が行われた肺血栓塞栓症の予防の実施状況を示唆するものです。
補足事項
医療の質評価の枠組み(SPO) Process
データソース DPC
計算式 (分子÷分母)×100
単位
分子 分母のうち、肺血栓塞栓症予防管理料 (弾性ストッキングまたは間歇的空気圧迫装置を用いた計画的な医学管理) を実施および、抗凝固薬(低分子量ヘパリン、低用量未分画ヘパリン、合成Xa阻害剤、用量調節ワルファリン)が処方された患者数
分子基準 以下のレセプト電算コードおよび薬価基準コードが存在する患者数
113006910 肺血栓塞栓症予防管理料
3332$
3334400$
3334401$
3334406$
3339001$
3339002$
3339003$
3339004$
3339400$
分母 退院患者のうち、肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者数
分母基準 様式1の手術情報に外保連マスタC以上の手術のいずれかがある患者で、以下の条件のもの
 60歳以上の患者もしくは40歳以上60歳未満の患者で手術と同一日に以下の麻酔で45分以上実施されたもの
 L002$ 硬膜外麻酔
 L004 脊椎麻酔
 L008$ マスク又は気管内挿管による閉鎖循環式全身麻酔

手術が入院内に複数回実施された場合でも1件とする。
40歳未満、様式1の予定・救急医療入院が3緊急入院で、入院翌日 までに手術が施行された患者は除外
収集期間 12ヶ月
リスク調整
参考情報
OECD(医療ニーズ)
OECD(品質)
疾患
対象数
平均値
標準偏差
最小値
25パーセンタイル値
中央値
75パーセンタイル値
最大値
実績値補足情報
変更情報
備考