【医療の質向上のための体制備事業の運営体制】
本事業は、日本医療機能評価機構内に担当事務局を設置しており、理事長から指名された執行理事が事業を統括し、事務局長が会計責任者を担っています。事業の遂行に当たっては、執行理事の下に、運営委員会(医療の質向上のための協議会)を設置し、事業の方針、運営管理を行います。また、運営委員会の下にQI標準化・普及部会を設置し、事業における具体的な検討を行っています。運営委員会、部会の役割は以下のとおりです。
1.運営委員会(医療の質向上のための協議会)
本事業運営に必要となる各種検討事項について、審議を行います。
2.QI標準化・普及部会
全国の病院で共通して計測できる医療の質指標の選定や普及、公表などについて具体的な検討を行います。
・医療の質可視化プロジェクトの運営
・医療の質指標の標準化、普及および公表の検討
(DPCデータなど標準的なデータの活用の検討を含む)
・中核人材の養成に向けた検討
・医療の質指標の評価・分析支援 等
【医療の質向上のためのコンソーシアム】
本事業において検討した内容を実践する場として、医療の質向上のためのコンソーシアム(QIコンソーシアム)と位置付けました。QIコンソーシアムには全国の医療機関より参加いただき、我が国の医療の質向上に向けた質改善の取り組みを広く普及することを目指します